PICA富士吉田オートテントサイト体験ブログ。富士急ハイライドに近い

2017年5月17日

【 本記事のターゲット 】

  1. 富士急ハイランドの近くにあるオートキャンプ場
  2. 設備が整っている(炊事場、お風呂、ごみ処理等)
  3. 夏でも涼しく過ごせる場所

今回は山梨県富士吉田市にある「PICA富士吉田オートキャンプ場」のご紹介です。

キャンプ場自体はPICAリゾート系列なので文句無しです。PICAリゾート系の設備は素晴らしいものがあります。特にお風呂♪以前紹介したキャンピカ富士ぐりんぱの時と同様ですね。

しかしこちらのキャンプ場、mogのタイミングが悪いのか諸々苦戦をする事に...

その辺り含めて詳しく現地レポさせて頂きます。

実は豪雪にて一度キャンセル...春先は雪に注意。

今回5月GW明けの土日に行ったのですが...実は当初4月の1週目にこちらのキャンプ場を予約しておりました。

現地場所の標高が約1000mという事で電源有り&防寒具を諸々揃えてのチャレンジだったのですが、前日に嫁さんや会社同僚にも説得され断念しました...

というのも

出典:PICA富士吉田スタッフブログ

こちら、2017年4月2日の現地スタッフが撮影した写真になるのですが...

完全に積雪、というか豪雪...結構半端ない量です(苦笑)

今年2017年度は季節外れの寒さ&雪が多く、特に3月連休明けと4月1週目は季節外れの雪が降った地域が多かったとか...

う〜ん、防寒対策をすれば大丈夫だと思っていたのですが、流石に車もノーマルタイヤしか持っていない&行くこと自体が危険という事で断念...もし春先に行くと検討されている方は要注意です。

3日前〜前日のキャンセル料は50%という事なので、仕方が無く「キャンセル料50%を払いますので、キャンセルでお願いします」と現地スタッフへ連絡を入れました...泣

しかし、そこでスタッフからの提案は

  • 別日にて予約を入れて頂けるのであれば、今回キャンセル料は免除致します

との事!素晴らしい!

という事で、その別日というのが今回の5月GW明けの土日になり、PICA富士吉田リベンジマッチという形になります。さて、無事にキャンプする事が出来たのでしょうか...汗

PICA富士吉田訪問時の状況&宿泊プラン

■ 当時
2017年5月
mog、嫁、長男(7歳)、長女(3歳)

■ 訪問先
PICA富士吉田

■ プラン
テントサイト電源無し:7,700円

時期が5月に入ってしまったので料金は若干高めです。

実は4月1週目に行けていれば、何と4,400円で行けたのです...なので思い切って予約したのですが...泣。

しかしキャンセル料が発生しても2,200円取られると考えると、7,700円でも行った方が良いかなと思ったので今回PICA富士吉田へキャンプに行く事となりました。

PICA富士吉田到着までの道のり

東京江戸川区からだと渋滞していなければ2時間半くらいでしょうか。

河口湖IC(富士急ハイランドの遊園地が見える所)を降りた後、10分もかからないくらいで現地に到着します。

意外と近いかも...と思うかもしれませんが、ここは要注意。中央道は土日必ずと言っていいほど渋滞しています。

特に土曜日午前中山梨方面に向かう方は要注意です。高井戸〜八王子間と相模湖手前の「小仏トンネル」手前は渋滞の名所ともなっている場所。

今回10時に江戸川区を出発したのですが、小仏トンネル手前で10km以上の渋滞...

とはいえ、少し時間が遅かった影響からか完全にストップという訳ではなく少々進みながらの渋滞なのでそこまで時間はかからなかったです。

日にちによっては高井戸〜八王子間と小仏トンネル渋滞が繋がって30km以上の渋滞となっている場合もあるので、当日は道路情報をチェックしてから出かけるようにしましょう。

PICA富士吉田オートテントサイト体験レポ

現地へは12時半前に到着。

入り口は壁に「PICA富士吉田」と記載されているのでわかりやすいかと。

天気予報通り、雨ですね〜(泣)。結構降っています(汗)。前回は豪雪で今回は大雨...どうやってテント建てようか悩み中...

チェックインは13時からなのですが、早めに受付出来ないか相談して見る事に。

ちなみにPICA系列の場合、「ハッピーフライデー割引」というものが利用出来ます。

こちらテントサイトで利用する場合、金曜日からチェックインする事も出来る上になんと金曜日分の利用料金が無料になります。実質金・土・日と2泊しているにも関わらず、土曜1泊分の料金で利用出来るというもの。

キャンプをする際、土曜日早めに現地について「アーリーチェックイン」をしたいという方は結構多いかと思います。

PICA系列の場合はハッピーフライデーを使って実際のチェックインは土曜日AM中にという使い方も出来るので、早めにテントサイトを利用したい場合はこちらの割引を使うようにしましょう。

割引自体は予約時に誰でも利用出来る形になっています。

今回はそこまで早く現地につかないだろうと思っていたので、割引は利用しませんでした。

けど12時半に着いてしまったんですけどね...汗。多分チェックインさせてくれるような気がしているので、受付に行って見る事に。

受付は入り口近くの綺麗な小屋♪

受付は入り口入ってすぐ右側にある建物になります。雨も降っているので車を建物横に止めて受付を実施。

予約している名前を伝えると予約内容をPCで検索してもらって説明へ...手際がいいですね。12時半でしたが、問題なくチェックインしていただけました。

宿泊案内ファイルを元にスタッフから説明を受けた後、早速オートテントサイトへ移動する事に。

ちなみにここでは売店として色々ものが売られていました。必要であればこちらで利用するようにしましょう。

PICA富士吉田の全体MAP

場内は左回りの一方通行となっています。下記が受付時に渡されたMAPになります。

今回は「オートテントサイト電源無しF8サイト」になります。左上になりますね。

中央部分の周回道路はコンクリートで道は作られていますが、テントサイトに入る手前から砂利道になり、テントサイト自体は自然がそのまま残っている感じで結構木が多く、このまま進んでいいのか不安になりながら進む事に。

雨なので道が見えにくい...テントの区画が水たまりで全く見えません...汗

オートテントサイト電源無しのサイトをご紹介

雨で分かりづらい状況でしたが、何とかF8サイトに到着。

あぁ〜水たまりがぁ〜...泣。この状態でテントを設営したくない...けど今日は諦めるしか無い模様...

とりあえずタープと机だけ設営...これだけでも服と靴がビショビショ...

今回カッパを持ってきていたとはいえ、流石に雨が強すぎるのでしばらくこの状態で待機。待つ事1時間、小降りになってきたのを見計らって迅速にテント設営!

何とか無事に設営出来ました。けどテント内は結構ビショビショでぞうきんで何度も拭くはめに...汗

今回のF8サイトはPICA富士吉田内でも一番奥にあるサイト。後ろはどうなっているかというと...あわわ...富士の樹海...

入ったら帰って来れなくなりそう...動物達が出てきそうですね。

ちなみに小降りになってようやく各テントサイトの区画が表示されるようになりました。

下記写真のように、緑の細いロープで区切られています。

今回のように水たまりが溜まってしまうほど雨が降っている場合は全く見えない状態になるのでご注意を。

TIPS:オートテントサイト電源有りはどんな感じ?

電源無しサイトの手前側が電源有りサイトになっていたのですが、全てのサイトの中央奥(通路側では無い方)に電源が常設されていました。

雨が降っても大丈夫なようにふたがされており、ふたを開けると電源が2口用意されていました。

TIPS:現地の気温はどのくらい?標高1000m近いので、5度前後低い

現地の気温ですが、この場所は標高1000m近くあります。単純に考えて普段暮らしている場所よりも大体5度〜6度気温が低い計算になります。

今回GW明けにいったのにも関わらず、殆どの方が秋〜冬装備の格好をしていました。

mog自身、上下ユニクロのヒートテックを持って行って夜は履いて過ごしていました。昼間は長袖に軽めの服装を羽織るくらいで大丈夫かと。

PICA富士吉田の案内ファイル・ルールをご紹介

受付時に恐らく全員に渡されるであろう宿泊案内ファイルになります。

ビニールで覆われているので雨の日でも安心ですね。それぞれの利用時間や全体MAPなども記載されています。

注意事項も詳細に記載されているので、一通り見ておきましょう。大体他キャンプ場でも同じ内容ですね。

こちらのキャンプ場は樹海の中にあるので花火は禁止のようです。同じPICA系列のキャンプ場でも少々違うので注意してみておくようにしましょう。(TIPS:ぐりんぱやパディントンでは一部の場所で手持ち花火可能)

チェックアウトは翌日12:00となっているので結構ゆっくり出来ますね。

mogは翌日富士急ハイランドに行く予定だったので10時半過ぎにはチェックアクトしましたが...ちなみにチェックアウト時はこちらのファイルを渡すだけで大丈夫です。

炊事場(お湯が出ます♪)現地レポ

炊事場ですが、備え付けのハンドソープとたわしなどがありました。

が、食器洗剤などはなかったので、基本洗剤とたわし類は持っていくようにしましょう。

三角コーナーと水切りネットも備え付けでありましたよ。ゴミ箱も一つ準備されていました。

また湯が出る蛇口が複数あり、数も多い(6口以上?)ので順番待ちになることもないかと。自販機も併設されていました。

TIPS:コインランドリーも常設

炊事場の裏にあったのですが、下記のように洗濯機と乾燥機が設置されていました。

トイレは全て水洗&洋式

炊事場の裏にトイレが設営されていました。

全て水洗トイレ、洋式になっているので子供でも安心して利用出来ましたよ♪混む事も無かったので特に問題ないかと。

お風呂が素敵♪広めのお風呂でリフレッシュ♪石鹸などは持参必須

お風呂の利用時間ですが、15時〜22時になります。オン・トップシーズンは24時まで利用出来るみたいです。

場所は受付を行った建物に併設されています。扉を開けるといきなり急な階段!?

土足厳禁。横に靴箱があるので、靴を脱いで2階に上がります。ベビーカー置き場などは無いので、もし利用している方は外に置いときましょう。

2階に上がると男女別に扉が分かれています。

中に入ると脱衣所があります。結構広めに作られていますね。スーパー銭湯見たいです。

ドライヤーも2台常設されていました。

お風呂の中は洗い場が5つあり、椅子&桶が常設、シャワーも利用可能です。

ただ石けんやシャンプーは備え付けられていないので、家から持参するようにしておきましょう。

お風呂は結構大きめです。大人の人が5人くらい入れるんじゃ無いでしょうか。

温度は快適の40度くらい?子供も熱がらずに入れましたよ♪キャンプ場でここまでのお風呂設備がある所はそうそう無いですよね。

レンタル品一覧をご紹介

レンタル品の一覧がトイレ前の掲示板に掲載されていました。

もしキャンプグッズの中で足らない物があれば、まずは係員の方に相談してみましょう。

ゴミ&炭捨て場を紹介。ゴミ回収は無料♪

こちらのキャンプ場では無料でゴミを収集してくれます。

このようなゴミ捨て場があり、手動で開けれる鍵が外に掛かっています。

中にはいると、ゴミの種類によって分別するようになっています。

案内ファイルにもどのように分別すればいいのか記載されておりますので、一通り読んでおくようにしましょう。

炭はゴミ捨て場の隣、お風呂場の裏に上記の捨て場がありますので、BBQ後やたき火後はこちらに捨てるようにしましょう。

ツリーハウスが素敵♪秘密基地を思い出す

こちらのキャンプ場の目玉施設でもある「ツリーハウス」に行ってみました。

本当に木の上に家が設営されているんですよ♪昔子供の頃に作った秘密基地を少し思い出しました。

ツリーハウスも利用時間や定員などが決まっています。

定員15名と書いていますが、入り口で係員がカウントしている訳でもなく、ご自身の判断で利用するようにしましょう。

入り口は一ヶ所になっています。階段を上がって行く形になるのですが...

いきなり急登!はしごがあるのですが、一人しか通れるスペースしかなく...

かなり急な作りになっているので赤ちゃん連れの方は断念して下で見るだけにすると帰って行きました...

7歳の息子は全然余裕、3歳の娘は補助をしながら何とか上に上がれました♪床から木が生えているような不思議な感じです。

中は展示のような形になっており、こちらのキャンプ場周辺に出没する動物達の写真などが展示されていました。

絵本などが数冊置かれており、椅子も備え付けでありましたので数分ですが子供達が絵本を読み合って楽しんでいました。

プレーパーク

キャンプ場の一番奥に「プレーパーク」という設備がありました。

雨だったので誰も利用していなかったのですが、結構な広さがあるのでここで子供と遊ぶのも良いかも...

プレーパークの中心にはアドベンチャーアイテムというものが置いてあり、自由に利用出来るみたいです。積み木・バケツ・スコップなどなど...

しかし何度も記載しているとおり、本日は雨なので屋根の下でしか利用出来ないですね...利用している子供も一人もいなかったです。

夕食

BBQ

さて、良い時間になってきたので夕食の時間です。

本日はBBQという事で炭に火を付け、飯盒に米を入れて炊く準備をします。

また前回から利用している4段机もしっかり利用しています。雨なので汚れがちょっと気になる所なのですが...これ本当に便利なので、キャンプ時に机などに困っている方、ぜひ購入をオススメします♪

また先ほどのツリーハウスや夕食の時間は殆ど雨は降っておらず、写真を見ても分かる通り水たまりも気がつけば無くなっていました。

ここは結構水はけが良い見たいですね。土のぬかるみとかも殆ど無く、歩くのにも全く苦労しなかったですね。

一応雨が降る事も想定して、BBQコンロの足を一番下まで下げてタープの下でBBQを実施しました。結構良いお肉を買ったので美味しかったです♪

子供達に大人気の焼きマシュマロ♪

そして恒例の焼きマシュマロ。既に何回目でしょうか。そろそろ二桁を超えるんじゃ無いかというくらい...

子供達の焼き加減がどんどん上手になっています(苦笑)

楽しんで焼いてくれるのは良いのですが...BBQ後に焼きマシュマロこんなに食べれない...汗

花火は出来ないので要注意

BBQと焼きマシュマロを終えて20時過ぎくらい。

いつもなら花火をするのですが、こちらのキャンプ場は先ほどの案内ファイルにも記載がある通り花火は禁止なので違う遊びをする事に。

今回はトランプです。3歳の娘も混じって神経衰弱を実施。子供ってやっぱり記憶力が良いみたいですね。

他の組ではスクリーンを持ち込んで映画を見ていたり、たき火を楽しんでいたり...それぞれの楽しみ方で過ごし...夜が更けて行きます。

22時消灯

22時に消灯という事で、ランタンの明かりなどを絞ります。騒ぐと周りの迷惑になりますので、会話などもボリュームを落としましょう。

mog家は明日の富士急ハイランドがあるので、22時前には全員就寝しました。

2日目朝食&チェックアウト

2日目は6時前に起床。快晴を期待してテントの外に出たのですが...ガスガス...泣。というか霧雨が降っている感じ...

とりあえず湯を沸かしてコーンポタージュでも作る事に...

今回標高1000m&雨という事もあり、カセットコンロの火がつくかどうか不安だったのですが、このキャンプ場では問題なく利用出来ました。

他キャンプ場では何度か利用出来ない事があったのですが...

一応mog家は+αでプリムスヘッドを持ってきているので、もし付かなくてもそちらで火を利用する事は可能です。

ついでに朝食も作ってしまう事に。レトルトカレー&焼きウインナーのコラボにしました。

米も焦げずに問題なく炊けました。飯盒での米たき、大分慣れたみたいです。初回丸焦げにしてしまったので...

朝食を食べ終わる事には空から光が!結構周りの景色もいい感じです♪

初めから晴れていれば、気持ちよく森林浴が出来る場所ですね。普段たまっている毒素?が抜けて行く感じがします。

まだ地面も多少濡れていますが、雨もやんだ事だしやわらかいボールにて息子とサッカー♪一応周りに気をつけながら実施。

硬いボールは人や車にあたると大変なので、こういったキャンプ場ではやわらかいボールにしておきましょう。

そして10時過ぎには撤収し富士急ハイランドへGO!

ちなみにTIPSですが、こちらのキャンプ場を利用すると富士急ハイランドの入園券は人数分無料になります。

結局フリーパスを購入すると他クーポンとそれほど違いはないのでmog家では使わなかったのですが...

入園だけでもいいので利用したいという事であれば受付の係の人に言いましょう。チケットを発行してくれますよ♪(2019年12月追記:現在では富士急ハイランドの入園自体が無料化されています)

1泊お世話になりました。出来たら次回は晴れた日に来てみたいかな。

ということで、今回はPICA富士吉田オートテントサイトの体験談をご紹介しました。

今回こちらのキャンプ場を利用しようと思った理由は二つあります。

  • PICAリゾート系列なので安心して利用出来る
  • 富士急ハイランドに近いキャンプ場を探していた

子供とキャンプに行く時、遊園地をセットにするとものすごく喜んでくれます。

しかしその分、大人の体力はどんどん削られて行きますが...今回2日目は11時には富士急ハイランドに到着し、17時前まで遊んでいました...汗

子供とキャンプ、富士急ハイランドとセットコースなどを考えている方は本記事を参考にして頂ければと思います。