将棋 TIPS

【将棋】強くなるには?初心者から有段者になるまでの実践トレーニング方法

投稿日:2017年2月21日 更新日:

【 本記事のターゲット 】

  1. 将棋をやってみたい
  2. 将棋が強くなりたい
  3. 趣味を増やしたい

こんにちは、mog TIPSならぬ将棋 TIPSです。

管理人mogですが、趣味はキャンプ(アウトドア)・旅行がメインなのですが、家の中ではもっぱら将棋に没頭しています。毎週日曜日の10:30〜12:00までの将棋NHK杯は毎回録画して見ていますし、タイトル戦は必ず全ての棋譜を見て内容を楽しんでいます。最近将棋自体はiPad で通勤時間の間に対戦しています。

将棋は度々テレビでも紹介され、有名人の間でも盛んに取り組まれています。有名な所だと芸能人のつるの剛士さんが三段の実力を持ち、以前NHK将棋講座でも度々解説+対戦していました。あとはフィギュアスケートの羽生結弦選手も趣味で将棋を指すという事でも一時期有名になりました。

mog自身もかれこれ25年近く将棋に携わっています。実力は高校時代から恐らく退化していますが…折角の日本伝統文化、是非皆さんにも将棋の良さを知ってもらいたいという思いで、将棋が強くなるにはどうしたらいいかとか、過去のプロ棋士の対戦で面白かった事・凄かったことなどをわかり易く記事にしてみたいと思います。

まずはmogの将棋経歴から…

将棋経歴

将棋との出会い

将棋は小学校4年生の時にはじめて学校のクラブ活動で出会い、そこから遊び感覚でよく友達の家や学校の休憩時間にて将棋対戦を日々やっていました。

この頃はまだルールを覚えたくらいで、お互い王手をかけていても気付かず、そのまま対戦を続けていたなんて事もよくありました(苦笑)

将棋に対して真剣になったきっかけ

将棋をはじめて2年くらい経過したでしょうか。小学校6年生になり、当時通っていた学校の上位3位以内に入れるまでに棋力は成長していました。

しかしこの頃将棋の本や戦法を学んだり、詰将棋などは一切やった事はなく、ただ遊びの延長上で強くなっていったという感じです。

ある時、友達の一人が「町内会の将棋の大会でる?」と言ってきました。将棋の大会なんで一度も出た事がなかったので、当時6年生のクラス内でよく将棋を対戦していた10名くらい全員に声をかけて、「絶対誰かが優勝するぞ」という意気込みで全員参加申込を行いました。

その結果…

1位:小学校4年生、2位:mog、3位:mogのお友達、4位以下略…

まさかの小学校4年生に6年生全員完敗…それもコテンパンに…mog初め、クラス全員その子の実力にビビりまくり。

後で話を聞いてみると、プロの将棋教室に通っているらしく、すでに棋力はなかなかのものらしい…道理でまったく歯が立たないわけだと…

ちなみに上位3位までは市の大会に出れるとの事で、町内会代表として出場。100人くらいいたと思うのですが、順調にベスト16まで進み、次勝ったら県大会出場という所まで行ったのですが…組み合わせ運が悪いのかまた例の小学校4年生と対戦する事に…そして完敗。

多分その小学校4年生がいなければ町内会でも優勝できたし、県大会も出れたはず…そう確信して中学校に入ったら絶対に将棋部に入ってやると意気込んでいました。

また将棋の定跡などが記載されている本や詰将棋を購入したり、スーパーファミコンで将棋カセットなどを購入していろんな方法で真剣に将棋に取り組み始めたのもこの頃でした。

中学時代

将棋部に入ると意気込んでいたものの、mogが通う中学校には将棋部が存在しないという事を知り愕然…当時Jリーグ&カズフィーバーが起きていた影響でサッカー部へ入る事に。まぁサッカーは好きだったので結果的には良かった気がしたのですが…

一方中学になってから将棋をする機会がめっきり減ってしまい…部活動も忙しかったせいか、対戦すらままならない状態に…

それでも中学生の部で町内会の将棋大会には毎年出場。町内会では3年連続優勝、市の大会では常にベスト16で敗退という…県大会出場一歩手前でいつも悔しい思いをする形で中学時代は終わってしまいました…

高校時代

1年生時代

そして高校時代、入学した高校には将棋部が存在していたので真っ先に入部届けを!

…あれ?部員が誰もいない…顧問の先生(初段)一人と3年生が一人…

先生「現在将棋部の部員は0です。頑張っていきましょう。」ってまじっすか??3年生もなんと入部希望の方だったらしく…これではちょっとさすがに厳しいなと思って中学校時代の友だち2人に声をかけて3年生1人、1年生3人の計4人でスタート。途中で1年生がもう1人入ってきたので計5人に…

なんかどっかの漫画で読んだ事ありますね。そう、まさしく「ヒカルの碁」状態(笑)

まずは顧問の先生と対戦し棋力を図る事に。先生とmogは平手で大体負け越すパターン。初段ってやはり強いですね…3年生は2枚落ち(飛角落ち)、1年生2人は6枚落ち(飛角桂香落ち)、もう一人の1年生1人は角落ちというレベル…

実力順で部長は1年生のmogに決定。まじか…

高校の将棋部では年に3回ほど大きな大会があり、個人戦と団体戦(3人対3人)がありました。mogは個人戦はもちろん、団体戦でも大将で大会へ出場。1年生の間は決勝トーナメントに行けず全て予選で敗退…唯一個人戦で4戦3勝というのがあったのですが、全勝しないと決勝トーナメントにはいけないので予選まで…

有名校がめちゃくちゃ強いんですよね。灘高とか白陵とか…ちなみに灘高は全国一偏差値が高い高校です(汗)将棋部員の数も半端ない…こっちは5人だというのに…苦笑

2年生時代

2年生になると、顧問の先生に徐々に勝つようになってきました。1学期は大体10回に3回は勝てるくらいに、2学期になると5割、3学期にはほぼ勝ち越すところまで実力が上がってきました。

他高校との対外試合も行ったり、そこの顧問の先生(二段)にも教えてもらったり対戦したり…また大会中にプロ棋士が来ていたので指導もして頂きました。いろんな方から「初段以上は絶対あるから自信を持って」と言われた時期でもありました。

そして2年生の最後の大きな大会で実力が開花します。個人戦でまさかの7連勝。予選では有名な灘高や白陵メンバーとも当たりつつ、なんとか撃破し4連勝。決勝トーナメントでは特に危なげなくそのまま3連勝して優勝。

将棋部としてなのでたいした事はないのですが、兵庫県大会で優勝するというところまで行く事ができました。人生ではじめて自分の名前が新聞に載りました。

そのあと引退、大学時代はワンダーフォーゲル部、社会人でも特に将棋に関しては何もしていないのでおそらく将棋の棋力のピークは「高校時代」だったのかなぁと。

mogの棋力は?

大分馴れ初めが長くなりました…汗。現在のmogの棋力は恐らく初段〜二段となります。高校からは間違いなく退化しています…

一応下記が日本将棋連盟公認の「将棋ウォーズ」の実力です。もしお手を合わせる事があればお手柔らかに…

一応免状も二段までは申請可能のようです。

ただ恐らく二段の実力は現在ないかと…初段レベルであれば勝ち越せて二段に上がれたのですが、二段になってからというものの負け越しが続いていて一向に達成率が上がりません(汗)

二段といっても初段に近い二段ですね。多分…

将棋オススメトレーニング

では前置きがかなり長くなってしまいましたが、一応小学校時代から楽しみながら二段まで実力を上げる事が出来た部分をお教え出来ればと思います。

一度も道場や誰かに習うという事はしていないので、基本は独学です。顧問の先生と対戦する事はあっても、戦法を教えてもらったりトレーニングをしたりという事は一切していません。感想戦はもちろん対局後には必ず行っていますが…

ルールを覚える

ルールに関しては頑張って覚えて下さいと言いたい所なのですが中々ここが難しいようで…

実際mog自身が将棋が分からなかった時の事を殆ど覚えておらず…自然と遊びの中で身に付いたと思っています。しかし、今息子(7歳)がしきりに将棋をやりたがるのですが…歩の動かし方は覚えているのですが、それ以外がやはりむちゃくちゃ…この前も教えながらやったのですが、ちょっと難しい見たいですね。

最初の頃はコマが多すぎて混乱するのかも知れませんね。なのであえてコマを減らしてみたり、4人将棋などでコマが少ない状態で覚えていくのも悪くはない気がします。

初心者同士で対戦しまくる

ルールを覚えたら、まずは初心者同士で何回も対戦しまくりましょう。本当に、何百回と回数を重ねる事が重要です。

この時期ですが、強くなると考える必要はなく楽しんで指す事が重要かと。そして何度か対戦していくうちに、僅差で勝ったり負けたりを繰り返していく事も多くなるかと思います。

そうしたら自然とこう思うはず、「今度は絶対に勝ってやろう」と。ルールを完璧に覚えてこのように思い出したら次のステップです。

先を読む事を覚える

ここが脱初心者の一番の関門です。「三手先を読む」という事が出来るようになれば、初心者を抜け出したも当然です。

自分の手番でこう指す → そうすると相手がこのように指す → そうすれば自分はこう指す

という事が常に考えれるようになれば一気にレベルアップです。将棋で先読みする事、これが一番大事です。「何も考えす一手指してみる → 相手が良い手を指す → 修正出来ない」という事を事前に頭の中で考えて防ぐのです。

将棋の中盤や終盤になってくると、これが何パターンも必要になってきます。複数パターンは厳しいかも知れませんので、とりあえず1パターンだけでも先が見えるようになりましょう。

序盤の定跡を覚える

ルールも覚えて三手先が読めるようになったら更なる高みを目指しましょう。まずは自分の得意戦法を身につける事です。その為に必要な事は序盤の定跡を覚える事です。

中盤や終盤はパターンが複雑なので、まずは序盤の指し方を完璧にする事を目指しましょう。目指すのは二つ、「王の守り方」と「攻めるまでの体勢作り」です。

もちろん相手の指し方一つで上手く行かない場合の方が多いですが、自分の得意な理想型は常に持っておくようにしましょう。ちなみにmogの場合ですが、

・王の守り方:美濃囲い or 高美濃囲い。手数がかかる対局の場合は穴熊も視野に入れる

・攻めの体勢:三間飛車 or 四間飛車。場合によっては向かい飛車

要するに振り飛車等ですね。これがmogの序盤の理想型です。ただこのように行かない事も多いです。特に奇襲戦法の回避策は知っておくようにしましょう。

例えば相手側も三間飛車+早石田で指してきた場合や棒銀戦法、パックマン戦法など…今回は詳しく記載しないですが、対応を間違えるとものの数手で劣勢状態になってしまう程の危険戦法です。これらは絶対に避けるように(上手く対応できるように)しましょう。

定跡に関して沢山ありますが、自分の得意戦法をその中から見つけましょう。そしてその戦法に関して重点的に記載されている将棋の本などを購入し、実際にコマを何度も並べてみて流れを体に染み込ませましょう。

詰将棋

これは主に終盤力の実力向上に役立てます。将棋は相手の王を取った方が勝ちです。いくら序盤や中盤を上手く乗り切っても、終盤で相手の王を詰ます事が出来ず自分の王が詰んでしまう…こんな悲しい事はありません。

詰ませれる時に詰ます。これは鉄則です。また相手への礼儀にもなります。もう終局出来る状態なのにだらだらと指し続けるという事はやめましょう。

こちらもまずは三手詰めから。王を詰ます基本戦法を身につけましょう。こちらは先読みと同じように思うかも知れませんが、最短で詰ます手順は基本決まっているはずなので間違える事は出来ません。

三手が出来たら五手くらいまでチャレンジしましょう。五手詰めが軽く出来るようになれば初段は目の前かと思います。

プロの対局を見てみる

ここまでくれば、一度プロの対局と解説を真剣に聞いてみましょう。オススメは日曜日10時30分〜12時までNHKで放送している「NHK杯テレビ将棋トーナメント」です。

mog自身もそうだったのですが、実力がないうちはプロの対局や解説を聞いてもチンプンカンプンだったのですが、ある程度実力が付いてくると大体分かるようになってきます。有段者になれば全て理解出来るかと。

タイトル戦とは違ってNHK杯では短時間でプロ同士が対局し、解説もプロが実施してくれます。短い間にものすごい将棋の情報量が詰まっていますので、これをひたすら見続けるだけでもレベルアップに繋がるかと思います。

ひたすら対戦&研究

mog自身が思うに、一番将棋で難しいのは「中盤」だと思っています。ここを間違えると一気に劣勢になり、終盤では取り返しのつかない状態になっているという事が多いです…

で、この中盤ですが一番パターンが多い場所です。序盤は大体形は決まっていますし、終盤になれば詰みを発見出来るかどうかです。

先ほど先読みが大事と記載しましたが、人間の脳ではこの中盤全てのパターンを先読みして解読することは不可能です。ある程度絞って対策を練って対応していく形になります。コンピューター将棋がものすごい進化を遂げているのは主にこの部分にあるのかと…

中盤力はやはり対戦を繰り返して何パターンも経験してみる事が一番です。そしてその中で自分の戦法が良くやられるパターンというのが見えてくるはず…そこが分かれば重点的に研究して克服する。この繰り返しが重要かと思います。mog自身、これが中々出来ないので三段へ上がる事が出来ずにいます…そう、中盤が弱いのです。

ここまでくれば二段くらいの実力にはなっているかと…

最後に

将棋が強くなりたい。そう思う方は結構多いかと思いますが、直に実力がつくほど将棋は甘く有りません。あの有名な羽生さんでも将棋を始めてから初段になるまで6年かかっています。

将棋が強くなる=地道な努力が絶対に必要です。周りに強い人がいた場合、その人は今までそれなりの将棋歴や経験を必ず持っているはずです。焦らず、楽しみながら一歩一歩強くなる為のステップを順番に踏んでいきましょう。

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管理人:mog
昔からキャンプ・旅行好き。東京都在住。現在7歳の息子と4歳の娘の2児の父。家族旅行・キャンプに奮闘中。

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