【 本記事のターゲット 】
- キャンプやBBQで燻製をやってみたい
- 使い捨て・段ボール仕様の燻製セットを購入してチャレンジしてみたい
- 使い捨て・段ボール仕様の燻製セットを実際に使った人の体験談を聞きたい
今回はキャンプなどで人気となっている「燻製」に関して、専用の機械などを持っていなくても簡単に燻製が実現できる、使い捨て・段ボール仕様の燻製セットをご紹介します。
燻製って聞くと実施するのが結構大変なイメージがありますよね。
燻製ができる専用のBBQコンロを用意して、燻製チップなどを購入して食材を燻煙して風味を付加させます。
以前妻の実家にて、燻煙も出来るBBQコンロを購入し、上記の通り食材を良い感じで作ることが出来ました。
その時の様子を下記別記事にて記載していますので、よければあわせて見てみて下さい。
さて、燻煙専用のBBQコンロを持っていれば良いのですが、普通は持っていないですよね...
mog家も東京では持っていないので、今までキャンプをする時に燻煙は利用しなかったのですが...
先日たまたま使い捨て・段ボール仕様の燻煙セットを安く購入できたので、キャンプへ行った際にこちらの商品を利用して燻煙を作ってみました。
実際にどんな感じなのか、燻煙は作れるのかどうか実体験ベースで詳しくご紹介します。
キャンプで燻煙を試したいけど、燻煙を作るための装備がない...使い捨て・段ボール仕様の燻煙セットを購入してみたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。
段ボール仕様の燻製セット「おつまみ香房」。問題なく燻製を作れる?利用方法は?実体験ブログ
SOTO「スモークハウス おつまみ香房」購入。使い捨て・段ボール燻製
先日たまたまアウトドアショップへ立ち寄り、色々グッズを見ていたのですが...
BBQコーナーにて、特売品で安く提供されていた商品があったんですよ。それが下記。
- SOTO 燻煙セット いぶし処 スモークハウス「おつまみ香房」
価格は特売品で1000円ちょっと。ちょっとアルミ皿などが壊れていて処分品だったので、安く購入することが出来ました。
アマゾンや楽天でも1000円ちょっとで購入することが出来ますよ。
実際に中身を開けてみた感じが下記。
燻煙本体となる段ボールが一式、金棒と網がそれぞれ一式、そして煙を発生させるためのアルミ皿とスモークスティックがそれぞれ一式と、燻煙に必要なものは火と食料以外全て揃っているという優れもの♪
けど燻煙やったことないし、ちょっと不安...
そう思っている方でも、思った以上に簡単に燻煙が出来るよう、分かりやすく手順も段ボールに記載されていました。
実際に段ボールを組み立て。手順通りすれば1〜2分で完成
とはいえ、やはり初めての場合は誰でも不安ですよね。mog自身もそうなので...
ということで、実際にmog自身がこちらのセットを使って、燻煙を実施した時の流れを写真付きで詳しくご紹介します。
まず、燻煙本体となる段ボールを組み立てます。
これはそんなに難しくないですね。テープなどは一切不要で、段ボールを折り曲げて組み立てるだけで完成です。
底は下記の通り。
特にテープなどをせずともしっかり作れています。
内側の底は下記のような感じ。
中央に4つ足のようなL字型の段ボールが出ていますが、この上にアルミ皿を置いて燻製チップ・スモークスティックに火をつけて煙を発生させるという感じです。
網の設置も簡単。金棒を二本横の穴に通して網を乗せるだけ
では次に網を設置していきます。とはいっても、これも簡単。
上記の通り、側面に二箇所穴が開いていますので、セットとして入っていた金属棒をこちらの穴に通すだけ。
上記のような感じですね。片方が止め仕様となっているので、簡単には外れないようになっていました。
その上に、そのまま付属の網を乗せるだけ。
段ボールにぴったりのサイズで作られているので、乗せるだけでもめちゃくちゃ安定していて、落ちたり倒れたりすることは一切ありませんでした。
スモークウッドなので「温燻法」。50〜80度で1〜2時間ほど燻製を実施
さて、今回こちらのセットを使って燻煙を行う際の食材ですが、キャンプ場の直前に立ち寄ったスーパーで下記食材を購入しました。
王道はやはり「チーズ」ですよね。多分失敗することはほぼ無いんじゃないかと...あとはちくわとか。
ベーコンもカリカリになって美味しいですよね。卵系もおいしいのですが...ちょっと不安だったので今回は調理済みの「うずらの卵」にしてみました。
あと、標準で入っているスモークですが、「スモークスティック(スモークウッド)」になります。
燻製の中でも低温でじっくり長く燻す「温燻法」という方法になります。熱燻ではないので、少々時間がかかる方法となりますが、気長に作ってみましょう。
付属のスモークスティック・スモークウッドは1本で2時間もつ仕様になっているので、うまくいけば2回温燻が出来るかな...
食材を網の上に並べて、スモークウッド点火。段ボール底のアルミで煙を発生
では実際に段ボール仕様の燻製セットで温燻してみましょう。
とりあえず、手元にあった食材を網の上に乗せます。
そして、付属のスモークスティックに火をつけます。
これ、思った以上に火の付きが悪いので、ライターやチャッカマンなどで結構がっつり火をつけましょう。
つける部分は片方だけで大丈夫です。少ししか火がついていないと、アルミ皿の上ですぐに消えて煙も発生しなくなるので...
火をつけて煙がもくもくと出だしたら、燻製セットの段ボール下がパカっと開く仕様になっているので、そこからアルミの皿を入れて、スモークウッドを乗せましょう。
上記のような感じ。そして蓋を閉めます。
蓋はちょっとした弾みで開いてしまうので、その辺にある石などで蓋が開かないよう固定してみました。
スモークスティックにちゃんと火がついて、段ボールがしまっていれば...
上記の通り、隙間からもくもくと煙が出てきますよ♪
中身を見たいですが、ここは我慢。1時間程蓋を開けずにじっくり燻しましょう。
煙が出てこない場合は、スモークスティックの火が消えている可能性大なので、再度取り出して点火してみましょう。
1回目:1時間温燻実施、チーズ・ちくわ関連は良い感じの色合いに
ということで、この状態で1時間経過...まずスモークスティック・スモークウッドの残りを確認するために、石をどけて下を開けてみました。
スモークスティックは半分くらい残っているかな...あと1時間は出来そうだ。
ということで、次に食材を確認。
うーん、、、一応色はついているかな...段ボールの色で少々わかりづらいので、お皿にとってみました。
お、チーズとちくわはしっかり色が付いていますね。
今回家族4人でのキャンプだったので、それぞれ一つずつ食べてみることに。
まずチーズ...表面がパリパリで中はチーズ♪煙の程よい香りがついていてめちゃくちゃおいしい。
次にちくわ。こちらも水分が飛んで味が凝縮されているような感じ。同じく煙の香りがついていて美味しい♪
妻や子供達にも好評でしたよ。ただ、1人1個になってしまったので、もっと食材の量を増やして隙間なく並べておいてもよかったかな...
2回目:ベーコン追加、1時間追加温燻実施。うずらの卵は時間がかかる
うずらの卵は見た感じあまり色が付いていない...そもそも温燻だと無理があるか??と思ったのですが、まだ1時間程スモークスティックの残りがありそうだったので...
下記の通りベーコンを追加して、さらに1時間温燻を実施。
そして1時間後、セットの中身を開けてみると...
んん??これは出来ているのか?ベーコンはあまり色がわかっていないような気も...
ただ、食べてみるとベーコンはパリパリになっていて、お酒のおつまみに合う美味しい食材となっていました。
うずらの卵は...一応ちょっとだけ色がついていて、煙の香りもしたのですが、言うほど美味しくはならなかったです。
やはり温燻じゃなく熱燻でやるべきなのかな...冒頭にお見せした燻製用のBBQコンロでは、卵もしっかり色がついて美味しかったのですが...
燻製を始めて体験するという方は、チーズなどの王道から攻めた方がよさそうですよ。
結果、酒のつまみに合う燻製食材を作れた。段ボールは再利用可能
という感じで、結果的にはお酒のつまみに合う美味しい燻製を作ることが出来ました。
個人的にはもっと長く楽しみたかったので、スモークスティックを別で何本か購入しておいても良いかなと。
途中まで燻製して中途半端な出来だとちょっと悔しいですよね。
あと利用し終わった後、そのまま捨てるのは勿体ない。
上記写真の通り、「スモークスティックのみを補充して頂ければ、本体は繰り返しご使用いただけます。」と記載がある通り、再利用が可能です。
スモークスティック・スモークウッドのみであれば数百円で入手出来るので、次回利用するためにも今回きれいに折りたたんでみました。
段ボールは思った以上に頑丈なのと簡単に折りたためるので、上記の通りセットを袋の中に入れて家に持ち帰ることに。
次回キャンプへ行く時は、スモークスティック・スモークウッドを補充して、再度燻製にチャレンジしてみます♪
最後に
今回は使い捨て・段ボール仕様の燻製セット「おつまみ香房」をご紹介しました。
使い捨て...と思っていたのですが、再利用可能で、うまくいけば5回以上使えるんじゃないか?と思っているくらいです。
お手頃価格で燻製体験が出来るので、キャンプ・アウトドアで燻製を楽しみたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。