子供は何歳から山登りが出来る?自力で登れるようになる年齢は?実体験ブログ

【 本記事のターゲット 】

  1. 子供と一緒に山登りをしてみたい
  2. 何歳くらいから自力で山登り(日帰り程度)が出来るようになるか?体験者の話を聞いてみたい

今回は小さい子供がいるご家庭向けに、何歳くらいから子供が自力で山登りが出来るようになるのか?実体験ベースで詳しくご紹介します。

mogと妻、両方とも元ワンダーフォーゲル部出身となっていて、昔はよく日本アルプスや2000m〜3000m級の山々を登ったり山々を縦走したり(1週間前後泊まりっぱなし)したものです。

子供が生まれてからは、メインはキャンプを中心に色々旅行とかに出かけていたのですが...

山登りに関しては、その大変さ・辛さを十分わかっているからこそ、小さい子供をなかなか連れて行くことが出来ず...

しかし、ここ最近日帰り程度の山(300m前後のアップがある山を登るくらい)であれば、子供と一緒にいっても問題なく楽しめるようになってきました。

では、実際にそのようになるには子供が何歳になってからの方が良いのか?それまでにどんな所で練習・体験させておけばよいのか?実体験ベースで詳しくご紹介します。

もちろん、お子さんによってはアウトドアが苦手な子供もいるので参考程度にはなりますが、子供と一緒に山に登りたいと思っている方は本記事を参考にしてみて下さい。

子供が自力で山を登るのは小学生に入ってから。長時間散策・サイクリングを体験、その後登山にチャレンジ

まずは自力で少し長めの距離を散策出来ないと登山は到底出来ない

mog家は息子と娘がいるのですが、キャンプやアスレチックなど小さい頃から色々と連れて行って体験させていたおかげなのか、どちらかというとアクティブな方に育ってくれています。

それでも、登山をさせるのはちょっと勇気が...途中で歩かなくなっていまったらどうしようか?階段・段差が怖くて進めなくなってしまったらどうしようか...

とにかく、途中で自力で歩くことが出来ない状態だと、登山には連れていけないなと。普段の道路とかであれば抱っこ・おんぶでなんとかなりますが、登山では流石に無理です...

まぁ昔ワンダーフォーゲル部にいたときは、30kgのザック(大き目の登山用リュックサック)を背負っていたので、やろうと思えば出来るとは思いますが(汗)

ということで、まずは自力で長めの距離を歩いてくれないと、そもそも登山には連れて行けないです。

いきなり登山にチャレンジさせるのは非常に危険なので、まずは幼稚園児など小さいうちに近くの公園などで自力で散策・ハイキングが出来るように体験させておきましょう。

mog家もよく家の近くの海に隣接した公園を散歩したものです。それでも、公園で疲れてしまって家に帰る途中で歩けないという状態になった事が何度も...

登山で上りは頑張ったけど下りは無理と言われると辛いですよね。

山に近いイメージの巨大公園で散策させる。最低30分自力で歩けるように

という事で、自力である程度の距離が散策出来るようになったら、もっと広い場所・ゴールが見えない場所で長い距離を散策させてみましょう。

登山でよくあるのが、いつになったら山頂・ゴールにつくのか?mog自身も思うくらいなので子供だと疲れると強く思うはず。

すぐに心が折れないように、少し長めの距離を自力で散策させてみましょう。

ちょうど娘が小学1年生になった時、埼玉県にある超巨大公園「森林公園」へ訪問し、上記の通りエリア毎の間の道を歩いて移動してみました。

下記別記事にてご紹介しておりますが、本当にこの公園って半端なく広くて、歩いて移動するのは基本無理じゃないか?というくらい各エリア毎の間に距離があるんですよ。

けど、このくらいの距離が歩けないようだと、当然登山は出来ないです。少し疲れるくらい、30分くらい自力で黙々とあるけるようになる練習を実施しておきましょう。

目安は幼稚園年長くらいで、これが出来るようになっていればOKです。

サイクリングで2時間前後自分で漕ぐことが出来るか?長時間トレーニング

30分ほど自力であるけるようになったら、今度はさらに長い時間のアクティビティに取り組めるか?を体験練習しておきましょう。

日帰り登山といえども、300m前後の山でも登って降りると2時間前後はかかるものです。

この時間内、子供の集中力が切れずにちゃんと登山をしてくれるか?というトレーニング・体験をさせておきましょう。

mog家は下記の通り巨大公園で何度かサイクリングにチャレンジしました。

先ほどご紹介した森林公園でもやりましたし、上記写真は茨城県にある「ひたち海浜公園」のサイクリングですね。

1時間〜2時間程度のサイクリングを何度か体験させた事によって、一つのアクティビティに長時間取り掛かるという経験を積む事が出来ます。

これも同じく幼稚園年長・もしくは小学1年生くらいが目安でしょうか。

実際に軽めの登山を体験。階段など段差・坂道がある30分程度の登山

長距離散策・長時間アクティビティが出来るようになったら、登山への挑戦可能時期も近づいてきます。

そこで、一度は登山...とまで行かなくても、近くの山とか30分前後で軽めに登山できる環境を体験させてあげましょう。

落ち葉がたくさん落ちている道・滑りやすい道・階段や岩場がたくさんある道など、普段体験していないような場所に連れて行ってみましょう。

上記写真は栃木県にある「ツインリングもてぎ」のハローウッズというエリアになります。

15分ほどで頂上に行ける山道だったのですが、過去一度も山に登ったことがない子供に体験させるにはちょうど良いくらいの山でした。

これで山道・階段・岩場などが体験出来たので、ここまで経験を積んだ上でいざ登山へチャレンジしてみましょう。

日帰り登山にチャレンジ。体験を積んでいれば小学1年生から登山可能

という事で、そもそも上記に記載した通り色々な経験を積むという所から考えても、年齢としては小学生になってからが最適かと思います。

中には幼稚園児、4歳・5歳児と一緒に登山へ出かけている方もいらっしゃいますが、やはりちょっと危険・危なっかしいかと。

もちろんお子さんによって登山に向いている・向いていないがあるので、その年齢でも出来る方・楽しめる方であれば問題ないかと思います。

ということで、mog家は娘が小学2年生になって初めて登山にチャレンジしました。

標高も300mほどとなりますが、0mから上り始めてその日のうちの降るので、アップダウン300mと考えるとそこそこしんどい登山道となります。

登山道も上記の通り階段と岩がゴロゴロとちょっと足場が悪い...

場所によっては上記の通り段差が大きくある所も。実はここまで段差が大きいと、小学2年生の娘は足が届かず上記階段を一度に進む事ができないんですよね。

こういった箇所が幼稚園児とかだと、なかなか大変じゃないかなと...

小学2年生の娘は時間はかかりつつも、しっかり自分の足で頂上まで1時間、しっかり歩いてくれましたよ。

キャンプにも慣れていて、アスレチックもほとんどのコースを自分でクリア出来、サイクリングも長時間可能な小学2年生の娘でしたが、やはり登山は結構疲れたようで...

頂上にて少しの間横になって休憩です。

ちなみに、小学6年生の息子とも一緒に登ったのですが、流石に体も大きくなっていてmogとほぼ同じペースで山登りをスイスイこなしていました。

やはり小学6年生と2年生だと全然違うんですね...

今回は上り下りで合計2時間の登山となりましたが、娘が小学生になったというタイミングで、ようやくmog家は登山を開始する事が出来ました。

子供たちも登山は楽しかったと言ってくれたので、今度はもう少し大きめの山(1000m級)にチャレンジしてみようかなと思います。

がしかし、やはり山をなめると痛い目にあいますので...しっかり準備した上でチャレンジするようにしましょう。

いきなり富士山とかには行かないように...苦笑

最後に

今回は子供と一緒に登山へ行く際、何歳くらいが目安なのか?という部分をご紹介しました。

年齢的には小学生になってからが良いかと思いますが、それ以外にも色々体験させて登山へチャレンジする前の準備・経験値が必要かと。

家族で登山をしてみたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。