【 本記事のターゲット 】
- 草津温泉へ訪問予定
- 11月に訪問予定、ノーマルタイヤでも大丈夫なのかどうか知りたい
今回は群馬県にある日本を代表する温泉「草津温泉」に関して、11月であればノーマルタイヤでも車で行くことはできるのか?雪の心配はあるのかどうか?という部分をご紹介します。
11月下旬の3連休、家族で草津温泉へ旅行に行ってきました。
宿泊先は草津ナウリゾートホテルとなり、たっぷり温泉を堪能してきましたよ♪
訪問手段ですが、いつも使っているマイカー・FIT、そしてタイヤはノーマルタイヤで訪問しました。
が、何も対策せずに挑んだのではなく、状況&最悪の自体に備えてスプレーチェーンなどを持参して訪問してみました。
結果からいうと、車で問題なく訪問・旅行出来たのですが...草津温泉を舐めていては痛い目にあいますよ。
ということで、今回の訪問体験をベースに、11月の草津温泉雪事情や現地状況・道のりを詳しくご紹介します。
これから草津温泉へ車で訪問予定・ノーマルタイヤで行く予定という方は参考にしてみて下さい。
その他、草津温泉に関して下記別記事にて諸々ご紹介しておりますので、気になる項目があれば併せて見てみて下さい。
目次
- 1 草津温泉へ車で訪問。11月中は基本ノーマルタイヤで大丈夫。事前チェック・対策は必須
- 1.1 草津温泉・湯畑の標高は1156m、11月の最低気温が氷点下になることも
- 1.2 道路状況は草津スカイランドホテルのYouTube動画が分かりやすい
- 1.3 10日間天気・週間天気・直前の天気予報は細かくチェック
- 1.4 やはりスタッドレスタイヤが安心。雪に備えてスプレーチェーン購入&持参
- 1.5 11月3連休(下旬)草津温泉へ車で訪問。高速道路は問題なく快適走行
- 1.6 長野原草津口駅から急激な山道・登り。292号線利用・既に標高は680m
- 1.7 7箇所チェーン装着場所あり、途中から登りは2車線になる。急な坂道
- 1.8 草津温泉入り口、メロディーライン・道の駅を通過すればゴールは目の前
- 1.9 TIPS:帰りのお昼12時過ぎ、11月でも気温は「5度」。
- 1.10 考察:寒波がこない限りノーマルタイヤで大丈夫。11月下旬・12月直前は少々危険
草津温泉へ車で訪問。11月中は基本ノーマルタイヤで大丈夫。事前チェック・対策は必須
草津温泉・湯畑の標高は1156m、11月の最低気温が氷点下になることも
まず草津温泉の中心地となる湯畑周辺、どんな所なのか簡単にご紹介します。
上記写真、おそらく一度は見たことある人多いんじゃないでしょうか。
テレビ等でもよく放送されていますが、草津温泉といえば温泉街の中心地にある上記「湯畑」ですよね。
観光客も多く、常に湯気が出ている風景にほっこりする方も多いかと。寒い時期でも、この周辺にいるとなんとなく暖かい感じがしますよね。
さて、この草津温泉の中心地ですが、ここにいるとあまり分からないのですが、結構標高が高いんですよ。
上記の通り、湯畑の標高は1156mあります。
一般的な概念でいうと、100m標高が上がるごとに0.5度下がると言われています。
条件が色々あって目安にしかならないのですが、北緯なども考慮して普通に考えると、東京と比べて10度前後気温が低いイメージでしょうか。
道路状況は草津スカイランドホテルのYouTube動画が分かりやすい
ということはですよ...東京の最低気温が10度だとしても、草津町では氷点下になる可能性も十分ありえるわけです。
11月の東京最低気温、寒い時であれば余裕で一桁行きます。
今さっと調べた限りだと、11月の東京平均最高気温が17度・平均最低気温が9度ということなので...この時期に草津温泉ってもしかして雪が降るのでは?と思ってしまいますよね。
そうなると、車で訪問時ノーマルタイヤだと厳しいかも...と不安になってきます。mog自身も今回あと先考えずに9月頃予約をして、あとで11月下旬って結構危ないんじゃないかと不安になりましたので...
そんな時、現地の様子を細かくレポートしているYouTubeチャンネルがありましたので、下記にご紹介します。
草津スカイランドホテルが日々国道292号線の状況を動画にて投稿しているYouTubeチャンネルになります。
数年前から毎日ありますので、草津の道路状況を知るにはこちらが一番良いかも。
で、11月を過去から遡って見ていたのですが...うーん、基本大丈夫そうかな。晴れの日が多く、道路も乾燥していてノーマルタイヤで基本行けそうです。
ただ、どうしても寒波というのはあるもので、過去の様子から11月中の1日くらいは雪に覆われてしまったり道路が凍結状態になることもありそう...
10日間天気・週間天気・直前の天気予報は細かくチェック
ということで、心配性なmogは2週間ほど前から日々群馬県草津町の天気予報をチェックしていました。
月間予報などもありますが、流石にちょっと信頼性にかけるので...
下記の通り10日間天気や週間天気を見ておくのがよいですかね。
これは実際に2020年11月にチェックした時のキャプチャですが、上記の通り11月中旬でも氷点下になることは多々あります。
今回11月3連休というのは2020年11月21日〜23日のこととなります。
訪問するのは22日に東京から草津町へ、23日に草津町から東京へ車で移動することになるので、直前にチェックしてみた22日・23日の様子が下記。
11月22日(日曜日)は多分大丈夫そうかな...23日(月・祝日)が若干怪しい...
他の週間天気も見てみたのですが...
うーん、月曜日が雨 or 雪が降りそう。けど、気温としてはおそらく氷点下にはならない模様。
ということで、これを見てノーマルタイヤの車で訪問することを決意しました。
やはりスタッドレスタイヤが安心。雪に備えてスプレーチェーン購入&持参
がしかし、万が一の時に備えて、下記スプレーチェーンを購入して車に積んでおきました。
2000円程で購入出来るスプレーチェーンです。ノーマルタイヤに樹脂をスプレーし、雪用タイヤに変化させるというもの。
50km程は持ちそうなので、最悪雪が降った時に草津町から長野原草津口まで抜けれるように持参していきました。
口コミを見ていると、効果は様々のようですが...何も準備しないよりは良いかと。
11月3連休(下旬)草津温泉へ車で訪問。高速道路は問題なく快適走行
天気予報も多分大丈夫...ということで、実際に11月22日 or 23日に車で訪問した時の状況を写真付きでご紹介していきます。
まず22日ですが、東京から高速道路に乗って、「渋川伊香保IC 」を目指します。
当日は快晴ということもあって、問題なくインターまでくることが出来ましたよ。
ただ...上記の通り、出口で1km程渋滞していました。
3連休ということもあり、多くの方が車で草津まで訪問していたようです。
長野原草津口駅から急激な山道・登り。292号線利用・既に標高は680m
高速道路出口を出たあと、基本は渋滞もなく草津に向けてどんどん山の中を進んでいきます。
まず一つ目の目印・目標となるのが「長野原草津口」ですね。草津温泉まで電車&バスで向かう際は、こちらの駅まで電車で来る方も多いかと。
草津温泉と長野原の間で定期的にバスも運行しているようです。雪が積もっていて、長野原までこれる状態だったら、ここに車をおいてバスで向かう...という手段も実は考えていました。
が、今回はその手段は利用せず、上記の通り道路状況もかなり快適になっていましたので、そのまま草津町・湯畑へ向かうこととします。
ルートとしては、奥にある国道292号線を利用して草津・湯畑を目指しました。
ちなみにですが...
長野原草津口を過ぎて直ぐあった温度標識が上記になります。
気温は12度というかなり快適な温度となっていて、車の運転も非常に気持ちよく出来ましたよ。
ちなみに、時間帯は大体12時過ぎくらい。一番気温が高くなる頃合いを見計って出発したので、ここまでは計画通りですね。
ただ、見てわかる通りこの時点で既に標高が680mありますので...このあたりからノーマルタイヤで行けるかどうか?という感じになってきます。
7箇所チェーン装着場所あり、途中から登りは2車線になる。急な坂道
さて、どんどんここから山を登っていく形になります。
距離としては長野原草津口駅から14kmちょっとなのですが、この間に500mも登っていく形です。
まず目に着いたのは上記の通りチェーン装着場所が7箇所設けられているという所です。
左側に看板がありますよね。凍結・スリップ注意と注意喚起もされています。
そのあと、途中で上り車線のみ2車線になっていました。
この辺りから急激に登っていきます。
FITがウィーン・ウィーンとエンジンを頑張って動かしてくれています(苦笑)
晴れていれば、基本上記の通り道に太陽の光があたって、雪が積もっていても直ぐに溶けそうな気はしますが...
所々左側に断崖絶壁があって道路が日陰になっている箇所もあり、気温が氷点下・道路が濡れている状況だと危険なんじゃないかなと。
草津温泉入り口、メロディーライン・道の駅を通過すればゴールは目の前
そんなこんなでどんどん登っていき...今回訪問時は全く問題ない・むしろ最高のドライブといった感じで草津温泉入り口まで来ました。
これ、是非訪問される方は覚えておいて欲しいのですが...
上記分かりますでしょうか。左側に標識があるのですが、
- 草津節メロディーライン 40kmで走行すると「草津節」が流れます
と記載されています。
少しの間だけなのですが、この箇所道路が凸凹になっていて、その摩擦音で音楽が流れる仕組みになっています。
注意深く聞かないとそのままスルーしてしまいそうな感じなので、是非訪問時はこちらを注意深く聞いてみて下さいね。
さて、メロディーラインを通過すると...
上記道の駅「草津運動茶屋公園」が見えてきます。
こちらの道路標識に気温が記載されていたのですが、22日の13時頃で「13度」と表示されていました。
いやぁ、今日は思った以上に暑かったですね。雪の心配は一切皆無でした。
ということで...無事草津へ到着です。
到着するまでは色々心配でしたが、今回は全く問題なく、むしろ快適にノーマルタイヤで草津に到着することが出来ました。
TIPS:帰りのお昼12時過ぎ、11月でも気温は「5度」。
ちなみに、心配していた翌日の天気・気温なんですが...
いや、結構寒かったんですよ。23日(月・祝)は元々雪の予報も出ていたくらいで、朝方まで雨が降っていたので内心雪になるんじゃないか?と心配していたくらいです。
が、起きてみるとこれまた快晴になっていて、道路状況も問題ない状態でした。
が、上記13時過ぎの様子ですが、前日13度だった道路標識が5度という表示になっていました。最高気温が5度...さすが草津と思ってしまいました。
帰りは逆に物凄い下り坂になりますので...エンジンブレーキを利用しつつ、長野原草津口まで戻りましょう。
帰りも特に渋滞などなく、比較的快適に車を走らせることが出来ました。
考察:寒波がこない限りノーマルタイヤで大丈夫。11月下旬・12月直前は少々危険
ということで、今回2020年11月22日&23日にてノーマルタイヤで草津へ訪問したのですが、結果からいうと全く問題なく訪問することが出来ました。
事前対策としてスプレーチェーンも購入したのですが、出番は一切なかったですね。
雪が残っているということも一切なかったので、よっぽどの寒波がこない限りは11月中はノーマルタイヤで大丈夫なんじゃないかと。
ただ、先ほどの天気予報にもありました通り、12月直前になると雪マークや最低気温が氷点下3度とかになってきますので...
個人的には11月中旬までは特に問題なし、下旬は天気予報を日々チェックしつつ、最悪の自体(積雪・アイスバーン)も考えて事前対策を行っておきましょう。
ということで、今回は群馬県の草津温泉に関して、11月でもノーマルタイヤで訪問できるのか?雪の状況や道路状況を写真付きで詳しくご紹介しました。
11月中旬までは基本問題なし、11月下旬・12月に入っても晴れていて道路が乾燥していれば基本問題はなさそうです。
しかし、訪問前にはしっかり天気予報や現地道路状況などを確認し、必要となる対策を行った上で訪問するようにしましょう。