アウトドア嫌いな嫁をキャンプへ連れて行く&好きにさせる方法をご紹介

2020年6月14日

【 本記事のターゲット 】

  1. 家族でキャンプに行きたい
  2. 嫁さんがアウトドア・キャンプへ行きたがらない
  3. キャンプへ行きたくなるようにするには、どうしたら良いか?

今回はアウトドア嫌いな嫁さんをキャンプへ連れていく為の手順をご紹介したいと思います。

mog家はキャンプ・アウトドア好きです。

自分も嫁さんもワンダーフォーゲルという特殊な部活動(苦笑)の出身で、山や川・海、そしてテント泊は昔から慣れていました。

なので、子供が大きくなってきた今、年に5回程度のペースでキャンプ等に行っているのですが...

他の方からよく相談される事として、

  • 一度もキャンプに行った事がない
  • キャンプに行きたいけど、どこにいけばいいのか?道具は何を揃えればいいのか?
  • 嫁さんがアウトドアにあまり興味がない
  • アウトドア嫌いな嫁さんと一緒でもキャンプ出来る場所を教えて欲しい

こういった事をよく聞かれます。その度に色々答えているのですが...

これ、もしかして結構同じように悩んでいるパパさんたち、結構多いのでは?と思ったので、個人的な見解となりますが、キャンプ好きにさせる・キャンプへ連れていく為のステップをご紹介したいと思います。

まだキャンプデビューしていない方・ファミリーキャンプに憧れている方は是非参考にしてみて下さいね。

嫁をキャンプ好きにさせる・ファミリーキャンプを実現する為のステップを紹介

アウトドア嫌いな嫁をいきなりキャンプへ連れていくのは無謀。順序よく体験

キャンプへ行きたい、晴れた日にアウトドア・外で過ごしたい。

そう思っているパパさんたち、もしくはママさんたちは多いかと。自分が聞いている限りだと、おそらくパパさん側の方が多い気がしています(苦笑)。

まぁ自分の環境がそうなのかも知れませんが...

もちろん、ゆるキャンにもある通り、女性の方でもがっつりアウトドア・キャンプの魅力にハマって色々楽しんでいる方も多数いらっしゃいますよね。

学生時代も終わり、社会人も数年が経過し、そして結婚...キャンプへ行きたいなぁ・アウトドアしたいなぁと思う方、本当に多くてびっくりです。

キャンプへ行った事がないけど、漠然と憧れを持っている、そういったパパさん達を今まで多く見かけており、その度に色々アドバイスをしたりしています。

mog家は自分も嫁さんも学生時代からいろんな山や島へテント担いで放浪の旅に出ていたので、特にそういった障壁はなかったのですが、

  • 自分は行きたいけど嫁が...
  • アウトドア系を一切やった事がない

という悩みを持っているパパさん、非常に多いです。

そんな中、中には強行突破したパパさん達(無理やり嫁さんをキャンプへ連れていく)も数多くいて、そして撃沈...これは極端ですが、夫婦仲すら悪くなってしまうといった話もちらほら(苦笑)

これは自分もよく言っている事なのですが、

  • 初心者、いきなりキャンプデビューは避ける
  • 順序よく体験を積み上げていく
  • いきなり道具(キャンプグッズ)は買わない

と案内しています。

いったいどういう事なのか...順番にご紹介していきますね。

テンションが上がってキャンプグッズを買いたくなるが...最初は我慢

まず、一番最初に失敗として良くある例をあげると「アウトドア系・キャンプグッズ」を買い漁る例です。

mogが話すパパさん達にいらっしゃったのですが、最初BBQグッズ・机・椅子・テント・タープ・炭消し...

まだ一度もキャンプに行った事がないのに、その方の倉庫へいくと山ほどアウトドアグッズが保管されていた...という事がありました。

確かに、キャンプへ行く!となった時に、アウトドア系のお店に行って、色々グッズを探して購入する...非常にわかります。mog自身もアウトドアコーナーにいけば、時間に余裕が有る限り見回ってしまいます。

がしかし...ここで最初にアドバイス。

最初、キャンプグッズは最小に留めておいた方が絶対に良いです。これはmog自身の体験談でもあるのですが...基本、ほとんどのグッズを買いなおし+買い足しています。

まだ買い直すという事であれば全然良い方の例なのですが、キャンプ場へいくと他の方のキャンプグッズなどが目に入ってきます。そして、とても気になる...

mog自身好きな事なのですが、夜・朝早くキャンプ場内を散歩するのが好きで、他の方のキャンパーはどんな道具を使っているんだろうとか、イルミネーションすごいなぁとか、この焚き火台良いなぁとか...

そうこうしているうちに、追加でアウトドアグッズを購入したり、中には買いなおした物も多いです。

なので、キャンプへいく前にいきなりガッツリ買うのではなく、実際に体験しつつ本当に欲しいものを追加購入していく。

この方が最終的には手持ちのキャンプグッズは非常に良いものになっていくはずです。

ちなみに、mog知り合いの倉庫に山積みになったパパさん、半分以上使っていないという事でメルカリで販売したらしいです(苦笑)

これだけで、夫婦仲悪くなっちゃいそうですよね...汗。

最初はアウトドア自体が楽しいと思うように、まずはBBQからスタート

キャンプグッズは最小限に...という話をしましたが、そもそもアウトドア嫌いな嫁さんの場合、いきなりキャンプ...はかなり障壁が高いです。

もちろんキャンプって基本全てがアウトドア。そのアウトドア自体が楽しいと思えないと、本当に苦痛のまま終わってしまう...

じゃあどうするか、まずそのアウトドアを楽しいと思ってもらわないと、そもそも始まらないですよね。

で、ここで一番良い方法として...そう、屋外のBBQ施設です。

色々あると思います。近場の大きめの公園だったり、アスレチック広場だったり、遊園地エリアだったり...

日帰りBBQを提供している所は多数ありますので、まずはそこに嫁さんを連れていって、お互い楽しめるかどうか確認してみましょう。

ステップ1:近場のBBQ場で外で過ごす&食べる楽しさを味ってもらう

という事で、個人的にはキャンプグッズを買うより、一番最初にするべき事は近場の有料BBQ施設で屋外BBQを数時間楽しんでみる...という事です。

mog家の周りにも、昼間1区画2000円とかで、市や区が運営しているBBQ施設があります。

また、少し良さげの大きめの公園とかにいけば、設備や食材がセットになっている所も数多く存在します。

日避けのタープ・屋根があって、BBQコンロと炭が既に設置されていて、そしてクーラーボックスで食材が入れられた状態で置かれている。

最後後片付けもしなくても良いといったサービス満点の施設もありますよね。

そういった所でまずは4時間前後、外で食べてゆっくり過ごす・アウトドアの雰囲気と風景を楽しむ事が出来るかどうか、チャレンジしてみましょう。

キャンプの一番の醍醐味といっても良い夜のBBQ、これを楽しめるかどうかで、キャンプを楽しく過ごせるかどうか大きく変わってくるはずですよ。

普段仲良くしている他家族がいれば、グループで楽しむのも良いですし、静かに楽しみたいのであれば、自分たちだけでもOKです。

見知らぬ土地だと色々不安があると思うので、まずは近場・良く行く公園や施設で体験してみましょう。

ちなみに、mog家は他家族とも良くBBQをしますが...mog家にキャンプグッズが豊富にある為、いつも大型クーラーボックス・コンロ・椅子・タープなどを持っていきます。

アウトドア・キャンプ好きの方からのBBQの誘いがあった場合は、一度参加させてもらうというのも良いかと。

mogのように、そういったベテランの方と一緒にいけば快適にBBQ出来るはずですので(苦笑)

ステップ2: 遠方で日帰りBBQ。見知らぬ土地の楽しさを体験

BBQが楽しい・外で過ごすのが気持ち良い♪といった感じの嫁さんの反応であれば、次のステップへ進みましょう。

次に目指すべき所ですが、先ほどは近場で設備がしっかりした所での日帰りBBQでしたが、今度は遠方で見知らぬ土地・BBQグッズは持参して体験してみましょう。

mog家も日帰りBBQをする事も多く、ノンアルコールビールを持っていって川遊びとセットにして遊んだりします。

一つの参考例ですが...以前東京都あきる野市という、都会から少し離れた自然豊かな場所で日帰りBBQをした時の例を元にご紹介してみます。

こちら、東京江戸川区からであれば車で2時間程、上記のようなグッズを持参して、基本現地には川と川辺しかない場所となります。

こちらへ出かけて日帰りBBQを実施しました。

  • BBQコンロ+炭(トング・着火剤・ライター・うちわ・たわし&洗剤なども必要)
  • 椅子(人数分)
  • サンシェード(タープでも可)
  • クーラーボックス(食糧+飲み物)

大体こんなものですかね...

これらは基本キャンプでも利用しますので、まずはBBQを一度経験してから、遠方で自分の道具をベースにBBQが出来るよう、色々グッズを揃えてみましょう。

一度BBQを経験すると、

  • 椅子にドリンクホルダーがついていた方が良い
  • 日避けは必須
  • クーラーボックスは少し大きめ&保冷効果が高いもの
  • 食材・お皿を置く机はいる

などなど、自分が欲しいと思っている物が分かるかと思いますので。

ちなみに、あきる野市で日帰りBBQをした時の状況を下記記事に記載していますので、参考程度に良ければどうぞ。

ステップ3:コテージに宿泊、テントと旅館の間を体験

遠方でBBQグッズを持っていって、これは楽しい♪と思えたら、さらに次のステップへ進みましょう。

そう、日帰りではなく宿泊でBBQを体験してみましょう。

ただ...いきなりテント・キャンプはこれまたハードル高いので...イメージは下記のような感じ。

宿泊はしっかりとしたコテージで、BBQテラスが付属している所をチョイスしてみましょう。

コテージの中ですが、しっかりとした施設であれば

  • 寝具
  • 冷蔵庫あり
  • エアコンあり
  • 照明あり
  • 電源あり
  • 水場あり
  • トイレ付属

などなど...至れり尽くせりです♪

個人的なイメージになりますが、コテージって旅館とテントの間くらいの感じがするんですよね。

アウトドア感はたっぷり出ているのですが、設備はしっかりしていて旅館とそんなに大差ないような感じ。

mog家の子供達はコテージ大好きで、いつも二段ベッドの場所取り争奪戦が繰り広げられます(苦笑)

そして、BBQテラス付属の設備を選んでおくと...

上記の通り、先ほど遠方のBBQ場で利用・準備したBBQグッズも利用出来ますよね。

コテージで宿泊しつつ、BBQテラスで屋外BBQを楽しむ。

夜もお酒を飲みながら、テラス(22時以降はクワイエットタイムなので、それまで利用可能)&静かな場所で普段とは違うひとときを過ごす。

これが楽しいと思えたら、既にキャンパーの仲間入りと言っても良いですよ♪

上記写真は「神奈川県PICAさがみ湖」と「香川県まんのう公園」のテラス付きコテージになります。下記別記事に体験記事を記載していますので、良ければ参考にどうぞ。

ステップ4:常設テントサイト施設を利用、実際にテント泊を体験してみよう

コテージ泊で楽しいと思えたら、いよいよキャンプデビューしてみましょう♪

とはいえ、まだテントを買うには早いです。コテージとテントで寝るのは全然違うので...

まずはテントが既に用意されている施設を選んで、テント泊とはどんな物なのか体験してみましょう。

こちらもイメージとしては下記のような感じ。

テントは既に常設で準備されていて、寝具やランタンなども用意。テラスにはBBQが利用出来る設備が整っている場所で、テント泊を体験してみましょう。

何を隠そう、mog家も子供が生まれてから一番最初のキャンプはこちらを利用してファミリーキャンプデビューしましたよ♪

まずこちらを利用するメリットですが、何より楽ですし雨が降っても多少は大丈夫。テントを購入していきなりキャンプデビューすると、

  • テントが建てれない...
  • 雨が降っていてイライラ...
  • 寝袋・ランタン忘れた

などなど...

悪いイメージが最初についてしまって、嫁さんがキャンプ嫌いになってしまう...そういった事は絶対に避けるべきです。

いやほんと、最初テントを建てられないという方結構多いんですよ。これはいろんなキャンプ場へいったり、他家族と一緒に行ったりした時に痛感した事なのですが...

そうなると、時間だけが過ぎて暗くなってしまって...なんだか疲れて就寝みたいな感じになっちゃいますよね。

本来、暗くなるまでの間もキャンプは楽しいのですが...次の日テント撤収して午前中に出発...とかになると、何しにきたんだ?という感じになって非常に良くない(汗)

なので、こういった自体を避けるためにも、最初は設置と撤収が必要のない常設テントサイトを利用してみましょう。

あと、テントで宿泊すると下記のような事に気がつくかと。

  • 思った以上に寒い(冷える)
  • 周りが騒がしい(耳栓)
  • 寝心地が今までと全然ちがう
  • ランタン必須

まぁこれも経験ですね。

テントってひそひそ話でも結構聞こえるものですし、結構離れていても車や電車の音が気になったり、早朝鳥たちが非常に騒がしくて朝5時には目が覚めたりとか。

寝心地もベッドとは違って地面なので、なかなか寝れない・思った以上に冷える、ランタンがないとトイレにいけないとか...

こういった事を予め常設テントサイトで経験しておきましょう。

ちなみに、mog自身がいつもお勧めしているのがPICAリゾートです。東京からだと一番大きい&遊園地もセットになっている「PICAさがみ湖」がお勧めですよ。

下記別記事にてご紹介しておりますので、良ければ参考に見てみて下さいね。

ステップ5:今までの経験を踏まえて、グッズを揃えてキャンプデビュー!

さて、常設テントサイトでも楽しい・問題ないと思ってもらえたら、いよいよキャンプデビューです!

今までの経験から、足らないキャンプグッズを購入してみましょう。

  • テント
  • タープ
  • 寝袋
  • 断熱マット
  • ランタン
  • 延長電源コード(屋外用)

まずは最低限で良いかと。テント自体に屋根がある場合は、タープは最初いらないかと思いますよ♪

上記、mog家が4回目くらいのキャンプの雰囲気(真ん中にいるのがmogです)なのですが...

10回目にもなると、上記のような感じになっています。

違い、わかりますでしょうか?

  • タープ買いなおし(軽い&雰囲気がよいヘキサタープへ)
  • 大きめの机購入
  • 4段机購入
  • 自立式ハンモック購入
  • BBQコンロ買いなおし(よりコンパクトな物へ)

とかですかね。結構買いなおし+追加していますね(苦笑)。

ちなみに、一番最初のキャンプではタープは購入していなかったです。周りをみて、みんな持っていたので絶対に欲しいと思ってから購入しました。

テントはそもそも持っていたので、選ぶ事すらしていないのですが、テントを初めて購入したら必ず近くの広場・公園で一度設置の練習をしておきましょう。

一度テントを建てた事がある、これだけで全然違いますので。最初新品の状態から開けて説明書を読んで...あぁ、日が暮れたという人結構見てきています(苦笑)

あとはチェックイン、基本キャンプ場の場合は13時から入れる所が多いです。必ず、13時にチェックインするようにしましょう。

遅くチェックインするとゆっくりも出来ないですし、時間もどんどん後ろ倒しになってしまいますので。個人的には14時に設置完了、16時過ぎからBBQ準備+開始するくらいで丁度良いですよ♪

その間はキャンプ場を散策したり、虫取りしたり、ハンモックでゆらゆらしたり...昼間ならではのキャンプ場での楽しみを満喫しましょう。

嫁さんをキャンプへ連れてきた時、最初は本当に肝心。

ただ、ここまでのステップの順番で体験を積み重ねていれば、思った以上にすっとキャンプデビュー出来るはずですよ♪

最後に

今回はアウトドア嫌い・キャンプ嫌いな嫁さんと、どうやったらキャンプデビュー出来るのか、ステップ順にご紹介させていただきました。

いきなりキャンプグッズを揃えて、無理やり嫁さんをキャンプへ連れてきて、そしてバタバタして慌ただしく終わってしまった...

そうなってしまっては、その後キャンプへの夢も途絶えてしまいますので...是非本記事でご紹介した内容を実践して、立派なキャンパー夫婦・家族になって下さい。