飛行機内にモバイルバッテリーは持ち込み可?保安検査場通過時の様子もご紹介

2019年8月15日

【 本記事のターゲット 】

  1. 日本の国内線飛行機を利用する予定
  2. スマートフォンの充電用にモバイルバッテリーを持っていきたい
  3. モバイルバッテリーは飛行機に持ち込み可能かどうか知りたい

今回は日本国内線の飛行機を利用する際、モバイルバッテリーを飛行機内に持ち込むことが出来るのかどうか?という部分を詳しくご紹介します。

直近で出張が続いており、この2ヶ月で往復それぞれカウントすると、7回も飛行機に搭乗していました。

mog保有のスマホはiPhoneなのですが...

長年利用しているからか、最近もっぱらバッテリーの減りが激しく...モバイルバッテリーがないと、電源がいつ切れるか不安で仕方がないといった状況が続いています(苦笑)

そして今回、この出張続きにてスマホの電池切れを防ぐ為にモバイルバッテリーを何も考えずに空港まで持参したのですが...

  • あれ?そもそもモバイルバッテリーって飛行機に持ち込むことって出来るんだろうか?

と疑問に思ったんですよね...もしかして...このまま没収か??と(汗)

ということで、同じような感じでモバイルバッテリーを飛行機に持ち込むことが出来るのかどうか?と不安に思っている方向けに、国内線の飛行機(JAL or ANA)にてモバイルバッテリーを持ち込むことが出来るのか、実体験を元にご紹介します。

ちなみに、その他虫除けスプレーやアルコール消毒などの持ち込みや、機内でのワイヤレスイヤホンの利用可否、機内での充電可否など下記別記事にまとめていますので、よければ参考にしてみて下さい。

国内線飛行機ではモバイルバッテリーは手荷物として持ち込み可能

今回はJALを利用、何も考えずに保安検査場へ向かう

mog自身、飛行機はもっぱらJALを利用しています。

理由は単純で、最初に作ったカードがJALだったから...マイルを統一して貯める為にも、ショッピング特典と合わせて利用しています。

さて、今回の出張でもJALを利用したのですが、先ほども記載した通り、mog保有iPhoneのバッテリーの持ちがあまり良くなく...

なにも考えずに、ビジネスバッグの中にモバイルバッテリーとLightningケーブルを忍ばせて下記保安検査場へ。

今回は国内線となりますが、必ず飛行機に乗る前には荷物を預ける&手荷物は全て上記保安検査場で荷物チェックが入りますよね。

手荷物のPCやiPadをトレイに入れるが...モバイルバッテリーは大丈夫か?

今回荷物は預けずに、全て手荷物で飛行機に搭乗する事に。

手荷物は下記のような感じで、パソコンなどのIT機器やペットボトルなどはトレーに入れて保安検査場で検査をする必要があります。

ここで、バッグの中に入れていた「パソコン」と「iPad」、あとは携帯電話などを取り出して入れたのですが...

モバイルバッテリーはどうなんだろう?と初めてここで疑問に思ったんですよね。

まぁパソコンのバッテリーも同じようなものだから、多分大丈夫だろうと下記トレーにとりあえず入れて通過してみることに。

何か言われたら、もうモバイルバッテリーは破棄してしまおうか...と思いつつ、そのまま保安検査場を通過してみることに。

無事保安検査場通過、飛行機内でもモバイルバッテリーは問題なく利用可

とりあえず自分の体は問題なく検査通過、その後に流れてくる自分の荷物を見つめながら、若干ドキドキしながら保安検査場奥で待つmog...

すると...

特に何も言われず「ご協力ありがとうございました」と言われて、無事モバイルバッテリーも通過♪

上記の通り、保安検査場奥の搭乗口付近で記念にバッテリーと共に写真撮影してみました。

...こんな写真撮る事、多分今後絶対ないだろうなと思いつつ...

周りからみたら、あの人何やってるんだろう?と思われていた事間違いなしですね(苦笑)

持ち込み可能バッテリー(リチウムイオン電池)はワット時定格量(Wh)で異なる

今回mog自身が持ち込めたモバイルバッテリーは下記のようなタイプになります。

  • リチウムイオン電池
  • 5000mAh

iPhoneなど、スマートフォンをフルで2回程度充電出来るタイプとなります。

で、どんなモバイルバッテリー だったら持ち込めるのか?手荷物じゃなくて事前に荷物を預ける事も出来るのか?といった部分を疑問に思ったので少々調査してみる事に。

すると、JALとANAの2つの航空会社だけになりますが、2019年8月時点ではどちらも同じ取り扱い基準となっていました。

それが下記。

手荷物お預け
100Wh以下のもの持ち込み可能不可
100Whを超えて、160Wh以下のもの条件付き持ち込み可能不可
160Whを超えるもの持ち込み不可不可

ちなみに「条件付き」というのは下記内容となっていました。

2個まで。携帯型医療用電子機器の予備のリチウム電池やリチウムイオン電池も含む。ただしリチウム含有量が2gを超え8g以下のもの、ならびにワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のもの

うーん、なんだか難しくてよくわからん...

と思っていたのですが、とりあえずモバイルバッテリーの場合は、裏面などに記載されている情報からワット時定格量(Wh)を算出してみるとわかりやすいかと。

今回mogが持ち込んだのが5000mAhのリチウムイオン電池タイプのモバイルバッテリーとなり、「Wh」の算出方法は下記のとおりとなります。

  • ワット時定格量(Wh)= 定格定量(Ah)× 定格電圧(V)

これに当てはめて計算してみると...

  • 5000mAh ÷ 1000 × 3.7V = 18.5Wh

という事で、今回持ち込んだモバイルバッテリーは18.5Whとなるので、手荷物であれば個数制限なく持ち込みする事が可能な物となっていました。

ちなみにリチウムイオン電池の場合、「定格電圧3.7V」と決まっているようなので、基本はmAhを÷1000とした状態で3.7VをかければWhが算出出来るという仕様になっていました。

多分モバイルバッテリーで100Whを超えるものはほぼないとは思いますが、不安であれば一度上記計算式に当てはめて、モバイルバッテリーの裏面などに記載されているmAhから算出してみて下さいね。

あと当然となりますが、

  • 損傷、欠陥のあるリチウム電池、およびリコール対象のリチウム電池/リチウム電池を含む製品は法令によりお預け、お持ち込みとも禁止

となっていますので、正常なモバイルバッテリーのみ持ち込むようにしましょう。

ということで、今回は国内線飛行機(JAL&ANA)でのモバイルバッテリー持ち込みに関して、実際に持ち込んでみた状況を元に詳しくご紹介しました。

スマホは長く使っているとバッテリーの消耗が激しくなるので...

モバイルバッテリーを飛行機内に持ち込みたい&持っていきたいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。