【 本記事のターゲット 】
- 鳥取砂丘へ子供と訪問予定
- 鳥取砂丘にある急な坂「馬の背」を登ってみたい
- 幼稚園児・小学生でも馬の背を登ることは出来るのか知りたい
今回は国内の砂丘で有名な鳥取砂丘に関して、観光名所にもなっている急登な坂「馬の背」に関して、子供でも登ることが出来るのか現地体験を元にご紹介します。
先日2022年5月3日というGW期間中に家族で鳥取砂丘に車で訪問してきました。
GW期間中ということもあり、非常に多くの人で賑わっていましたよ。
今回訪問時では天候も非常によく、鳥取砂丘の砂もさらっさら。特にあぶないものもなさそうだったので子供たちは最初から裸足で砂丘を走り回っていました。
で、mog自身が鳥取砂丘に行ったら子供たちと必ずやろうと決めていたのが「馬の背」を登ることと駆け下りです。
過去10回近く鳥取砂丘に来たことはありますが、今回家族での訪問は初めてだったため、小学生の子供たちと一緒に馬の背を登ったり駆け下ったりしてきました。
その時の様子を詳しくご紹介しますので、これから鳥取砂丘へ子供と一緒に訪問予定という方は、本記事を参考にしてみて下さい。
また、他の鳥取砂丘情報を下記別記事にてまとめていますので、気になる項目あればあわせて見てみて下さい。
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鳥取砂丘の急登丘「馬の背」、海抜47mの砂山を登る。幼稚園児・小学生でも楽しめる?登れる?実体験ブログ
鳥取砂丘には第一・第二・第三砂丘列が存在する
そもそも鳥取砂丘には「砂丘列」というのが3つ存在します。
砂丘列...聞き慣れない言葉かと思いますが、砂丘列は風により海から砂が供給されることによってできた砂の高まりのことを言います。
鳥取砂丘では3列認められていて、下記鳥取砂丘の全体MAPに詳しく記載されていました。
上記MAPの赤い線で記載されている部分ですね。
第二砂丘列が有名な鳥取砂丘の坂・丘「馬の背」と呼ばれる所
砂丘列の意味は理解出来たかと思いますが、そのうち「第二砂丘列」がかの有名な「馬の背」と呼ばれる丘・坂になります。
上記、娘のはしゃいでいる姿を撮影したものですが、後ろに大きい丘・高くなっている部分が見えるかと思います。
もう少し近づいて撮影してみると下記の通り。
なかなかの急登の砂坂ですよね。人の小ささから、どれだけこの坂が大きいのかがわかるかと思います。
馬の背は思った以上に急登。傾斜32度・海抜47mとなり、もはや砂の山
この馬の背ですが、海抜47mの高さになっていて、15階建てのマンションに匹敵する高さとなっています。
いやぁ...思った以上に高いなぁ。
そしてかなり急登・坂が急なんですよね。
どうやら傾斜角度は32度になっているらしく、現地に行くとわかるのですが、目の前で見るともはや絶壁・砂の壁に見えるほどです。
小学生の息子・娘がチャレンジ。高学年であれば余裕、低学年でも頑張れば行ける。幼稚園児以下は厳しいかも
では早速「馬の背」を下から上まで登ってみます。
この坂を見た瞬間、小学6年生の息子とと小学3年生の娘が猛ダッシュ。
さて、そのまま上まであがれるかどうか...
小学6年の息子は一気に半分以上のぼりましたが、小学3年生の娘は3分の1程度で一旦ストップ。
とりあえずその場所まで行って話を聞いてみることに。
- 足が砂で埋まってうまく進めないし登れない...
と若干泣き言のような感じで言っていました。いや、確かにこれめちゃくちゃキツイです。
mogは過去何度もこちらの坂を登っているのですが、久々に登ってみるると、のぼってものぼっても砂がどんどん下にずり落ちて、登っている感覚にならないんですよね。
周りを見渡してみたのですが、一部幼稚園児かな...という子供はいましたが、小さい子供は流石にこの坂無理なので、馬の背でも緩やかな坂になっている東側から登っている人が多かったです。
そんなこんなで、小学6年生の息子がどんどん上に上がっていく...
娘に「お兄ちゃんのところまで行ってみよう」と話しかけて、一緒に上まで目指すことに。
いや...これこんなに急だったか??上記写真を撮る時に、後ろにひっくり返りそうになりました。本当に絶壁...もう諦めたい気分。
この後、娘はコツを掴んだのか、息子と二人でそそくさと馬の背のてっぺんまで行ってしまいました。
荷物を持った大人がチャレンジするのは無謀。相当しんどい、途中で諦めかけた
子供二人が馬の背のてっぺんまで行ってしまって、気がつけばmogと妻の大人組が取り残される羽目に。
下から妻が荷物を持って上がってきているのですが、相当キツそう...mog自身もてっぺんまでいかなくても良いんじゃないかと心が折れそうになりました。
周りの大人たちも「はぁ、はぁ」と言いながら無言で登る人たち。
体力に自信がない方は、馬の背をそのまま登るのではなく、東側(湖の右側)に緩やかな坂になっている箇所がありますので、そちらを斜めに登っていきましょう。
あと登るのであれば荷物は軽めにしておきましょう...
ということで、なんとか馬の背のてっぺんまで到着。いやぁ、日本海が見える♪
しかししんどい...そして靴の中が砂まみれだ...
夏は砂丘が熱くて裸足は無理(下手すると火傷します)かと思いますが、それ以外の季節だと裸足で登った方が登りやすいかも。
馬の背を上から下まで駆け下り出来るか?最初は恐怖心あるが、かかとから行けば思った以上に楽しい
今度は馬の背の上から下まで駆け下りをしてみることに。
上記馬の背から下を覗いた写真ですが、めちゃくちゃ急なのがわかるかと。
上記、実は娘が急すぎてビビって前に進めないというシーンになります(苦笑)
- 大丈夫だよ、柔らかい砂で出来てるから。かかとから降りる感じで下ってみて
そういうと、下記の通り最初はゆっくり下りだす小学3年生の娘...
けど、途中から楽しくなったのか、むしろジャンプしながら跳ねながら降りていく娘...
砂丘って本当に柔らかいので、かかとから降りると砂がクッションのようにめり込んで、ちょうど良い位置で止まってくれるので、イメージどしてはバルーン遊戯の中で遊んでいるような感じ。
あっという間に一番下まで駆け下りてしまいました。
楽しかったのか、再度途中まで馬の背を登って妻と一緒に駆け下りてくる娘...
さらに楽しかったのか、なんともう一度馬の背の一番上まで息子と娘二人で登って、二人揃って駆け下りを楽しんでいました。
上記のように、最初の恐怖心などは微塵にも感じず...
すんごいスピードで駆け下りてきます。
15階建てのマンションの高さを一気に駆け下っていく爽快さが本当にたまらない。
ちなみに参考程度の情報ですが、それぞれ馬の背の一番上から下まで駆け下ってくる所要時間を測ってみたのですが、
- 小学6年生の息子:13秒
- 小学3年生の娘:22秒
という結果になりました。
小学生であれば問題なく楽しめるかと思いますよ。幼稚園児の場合は、ちょっと恐怖心の方がまさるかも...
幼稚園児以下の小さい子供が同じように駆け下っているシーンを今回見ていない気がするので...
最後に
今回は鳥取砂丘の坂・丘「馬の背」に関して、小さい子供でも登れるのか・駆け下りは出来るのかを解説しました。
幼稚園児でも出来る子はいるとは思いますが、小学生からチャレンジするのが無難ですかね。これから鳥取砂丘へ訪問予定という方は、本記事を参考にしてみて下さい。